ベルモットの種類と豆知識

ベルモットの歴史

ベルモットはフレーバードワインに分類されるお酒です。
ワインに砂糖や蜂蜜、果汁や果皮、シナモンなどの香辛料などを混ぜ、甘みを強くしたり甘い独特の香りを付けるなどして飲みやすくしたものを言います。
ワイン自体、甘みもありかなりフルーティ―なのですが、お酒が苦手な方にとってはワインも抵抗がありますよね。そんな方にとって、普通のワインよりもさらに甘くフルーツの香りがするフレーバードワインはとても魅力的です。

ベルモットの歴史は、ワインの始まりと同じくらい古いと言われています。
ワインが紀元前8000年前には登場していたのではないか、と言う推測もあり、ワインが生まれた同時期にワインに果実や果皮、薬草、香辛料などを混ぜて飲む文化もあったのかもしれません。

そんなフレーバードワインの中でもベルモットはニガヨモギと呼ばれるハーブで、日本でも道端や庭先などでも良く目にします。
ヨモギを蒸してお饅頭にして食べる文化もあるのは、ヨモギに含まれるビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養を摂取するため。
繁殖力の非常に強いハーブなので、栽培は比較的容易です。

そんなヨモギの仲間であるニガヨモギの香りを移したフレーバードワインがベルモットで、現在は甘みを加えたスイートベルモットと、ドライベルモットが主流となっています。
日本でも販売されていてネットでも意外に簡単に手に入ります。
チンザノ社やマルティーニ社の物が多いようです。一番人気があるのがチンザノ社のベルモットドライ、そして同じくチンザノ社のベルモット・ロッソとなっています。

実際に購入している方は、ストレートで飲むのではなくカクテルの基酒にする方や紅茶に入れて芳醇な香りを楽しむなど、様々な楽しみ方が出来ますよ。

ベルモットの製造方法

ベルモットのベースは白ワインです。白ワインにブランデーを入れた上から、ニガヨモギや他のハーブ、スパイスを入れて香りを付けるのですが、この時どのようなハーブやスパイスを入れるのかはそれぞれのメーカーのレシピがあり公開されていません。

ニガヨモギやスパイス、ハーブだけではなく、蜂蜜や果汁、果皮などを入れて甘く飲みやすく仕上げたベルモットは、女性でも飲みやすいのでとても人気があります。

ベルモットの種類

画像引用元:http://www.saketen.jp/shopdetail/000000001249/ct98/page1/recommend/

イタリアのチンザノ社で製造されているベルモットは、その種類が多くバリエーションに富んでいます。こちらのメーカーのベルモットをチェックしてみましょう。

まず人気商品となっているのが「ロッソ」。イタリア語では赤を意味します。
ロッソは白ワインベースにニガヨモギ、ハーブ、スパイスで味付けしカラメルで色付けした甘口の商品。この甘口に対して辛口なのがドライ。
白ワインにニガヨモギ、ハーブ、スパイス、スピリッツなどを加えて樽熟成させたものがドライで甘みは少ないタイプです。
他にもオランチョと呼ばれる商品もあり、白ワインにニガヨモギやハーブ、スパイスを加えてオレンジ天然フレーバーを加えた商品。そうです、オランチョとはオレンジの事なのです。

ほかにもリメットと呼ばれる商品は、レモンやライムなど柑橘系のフレーバーを加えた爽やかな味わいのもの、ロゼは白ワインではなくロゼワインをベースにした新しいタイプのベルモットになります。
知れば知る程奥深いのがベルモットの世界です。

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